不妊治療経験者293人が調査対象
株式会社ジネコが、不妊治療における経済的負担についての調査結果を2018年8月24日(金曜日)のプレスリリースで公開した。
調査は2018年6月26日(火曜日)から7月5日(木曜日)にかけて、不妊治療経験者293人を対象に実施された(有効回答数289件)。
回答者のうち、子どもがいない不妊治療中の人は46.42パーセント。不妊治療で妊娠・出産経験のある人は39.25パーセント、不妊治療を現在休止中の人は9.22パーセント。4.78パーセントが2人目不妊治療中となっている。
公的助成はありがたいが不満という人が最多
調査結果によると、不妊治療でこれまでにかかった金額は200万円から300万円という人が最も多く19.93パーセント。
次いで300万円から500万円(14.95パーセント)、100万円から150万円(14.23パーセント)の順となっている。
経済的な影響で不妊治療を続けることを躊躇した人は199人にのぼっており、経済面が不妊治療を受ける人には大きな負担となっていることがうかがえる結果となった。
不妊治療の助成金に対しては「ありがたいが不満がある」という感想が75.27パーセントと最多で「ありがたいし、満足している」という人(12.37パーセント)の約6倍となった。
不妊治療の公的助成を受けなかった理由としては「所得制限を超えていた(57人)」、「受けている治療が助成の対象ではない(30人)」、「利用回数を超えていた(25人)」などの回答があった。
(画像は株式会社ジネコ公式ホームページより)
(画像は株式会社ジネコのプレスリリースより)

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