環境改善や啓発活動が評価を受ける
不妊体験をもつ人たちのセルフヘルプグループ「NPO法人Fine」が、内閣府の「平成30年度女性のチャレンジ支援賞」を受賞。平成30年6月27日(水曜日)に内閣総理大臣官邸で野田聖子内閣府特命担当大臣(男女共同参画)より表彰を受けた。
「女性のチャレンジ支援賞」は起業やNPO法人での活動、地域活動などにチャレンジすることで輝いている女性および、そのようなチャレンジの支援などを行い男女共同参画社会の形成の促進に寄与したと認められる個人や団体・グループに贈呈される賞。
「NPO法人Fine」は、不妊当事者が社会から孤立することなく健全な精神をもち続けられるよう心身両面のサポートや環境改善、啓発活動を続けてきたことが評価され今回の受賞となった。
不妊を「普通のこと」として話せる社会のために
2004年の設立以来、14年にわたり活動を続けている「NPO法人Fine」は、「不妊」や「不妊治療」が社会全体に正しく理解され、不妊に関わるすべてのことを「普通のこと」として話せるようになる社会の実現を理想として活動している。
2018年5月30日(水曜日)には、当事者のアンケート調査をまとめた「不妊白書2018 当事者5526人の声から見えた『仕事と不妊治療の両立』」を刊行。電話相談や面談によるカウンセリングも各地で開催している。
(画像はNPO法人Fine公式ホームページより)

NPO法人Fine公式ホームページ
http://j-fine.jpNPO法人Fineのプレスリリース
http://j-fine.jp/prs女性のチャレンジ賞などの表彰について(内閣府男女共同参画局)
http://www.gender.go.jp