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妊娠期の母親の感染症と子供の精神障害には関連性がある

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妊娠期の母親の感染症と子供の精神障害には関連性がある

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妊娠期の感染症が胎児に与える影響
コペンハーゲン大学生命健康・医学部の研究チームは、「Molecular Psychiatry」にて、妊娠期の感染症と精神障害には関連性があり、妊娠期の母親が感染症にかかることにより、胎児が将来的に精神障害(統合失調症、自閉症スペクトラム障害など)を発症するリスクを高めると発表した。

妊娠期の母親の健康は、胎児脳の発達にとって非常に重要である。栄養、ストレス、ホルモンバランス、母親の免疫システムを含む複数要因が、胎児脳の発達において主要な役割を果たす。

感染症
妊娠期の感染症と胎児脳の発達における関係性
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、母親の感染症が脳の幹細胞・前駆細胞から神経細胞までの発達を阻害するメカニズムを検証した。妊娠期の感染症は、胎児の脳発達に悪影響を及ぼし、認知機能障害を引き起こす要因に成り得ることが認められた。また、新生児期のマウスには、精神障害に似た症状が現れた。

感染症に対する母親の免疫反応は幹細胞・前駆細胞から神経細胞まで引き伸ばし、脳発達を妨げる。脳を抑制させるうえ重要な役割を果たす、大脳皮質の一部であるGABA作動性ニューロンの発達が損なわれる。影響は長期的に続き、ニューロンの誕生から成熟まで、ニューロンの発達プロセス全体に亘って悪影響を与える。

研究チームは、感染症にかかるタイミングにより、影響を受ける幹細胞・前駆細胞は異なると説明する。感染症のタイミングが非常に重要であり、胎児脳の発達段階に応じて感染症が与える影響は大きく変わるという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

UNIVERSITY OF COPENHAGEN
https://healthsciences.ku.dk/


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