男性不妊は、めずらしい病気ではない
「東京新聞」で連載されている「男性不妊 僕がパパになるまで」が、2019年11月9日に第2回を公開した。
2019年11月8日にスタートした「男性不妊 僕がパパになるまで」は、政治部の川田篤志記者が担当。不妊検査から第1子をさずかるまでの実体験を全4回にわたってつづっている。
第2回のテーマは「葛藤『不都合な現実』怖くて」。川田記者が診断された「精索静脈瘤」という病気と、不妊検査を受けるまでに時間がかかった要因に関する内容となっている。
記事によると「精索静脈瘤」は精巣から心臓へ向かう血流が逆流・滞留して精巣を包む陰のうにこぶができる病気。男性不妊患者の4割に認められ、5割から7割の人が手術で精子の質が改善するという。
不都合な真実から逃げて、検査が遅れる結果に
不妊検査まで時間がかかった要因については、自分は大丈夫という過信もあったが、最大の要因は夫婦の関係性が崩れることへの恐怖があったという。
記事では、不妊の原因は女性にあるという根強い先入観と、そのことによる女性の精神的負担についても描かれている。
「男性不妊 僕がパパになるまで」は東京新聞の育児情報サイト「東京すくすく」でも閲覧可能。第3回は2019年11月12日に公開される予定だ。
(画像は東京新聞公式ホームページより)
(画像は東京すくすくより)

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