不妊に関する知識を交えながら実体験をつづる
「東京新聞」が2019年11月8日に「男性不妊 僕がパパになるまで」と題した連載記事をスタートした。
「男性不妊 僕がパパになるまで」の執筆を担当するのは、政治部の川田篤志記者(38歳)。第1子を授かるまでの自身の体験を通して、夫婦間の葛藤や男性の当事者意識の低さといった、男性不妊をめぐる実態にも迫っていく。
第1回のタイトルは「診断 まさか自分が原因」。不妊検査を決意してから「精索静脈瘤」の診断を受けるまでの経緯がつづられている。
夫婦ともにパートナーを不妊検査に誘うことに対してためらいがあって悩んでいたこと、2時間ほどで精液検査の結果が出たことなどの実体験とともに、日本産科婦人科学会による不妊の定義や、不妊の原因に男女差はほとんどないこと、世界保健機関(WHO)が定める精子濃度・前進精子率の基準値なども紹介されている。
子育て世代向け情報サイトでも同時連載
「男性不妊 僕がパパになるまで」は「東京新聞」が運営する「東京すくすく」でも閲覧可能。
2019年9月に1周年をむかえた「東京すくすく」は、家族や育児にまつわる悩みや役立つ制度などの情報をあつかう情報サイト。トップページには「妊娠・出産」のほか「働きかた」「くらし」「家族」「支援」などのメニューがあり、知りたい分野の情報をさがしやすくなっている。
(画像は東京新聞公式ホームページより)
(画像は東京すくすくより)

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