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クラミジア感染症と男性不妊には関連性がある

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クラミジア感染症と男性不妊には関連性がある

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クラミジア感染症による不妊
クイーンズランド工科大学(QUT)の研究チームは、「Human Reproduction」にて、原因不明の不妊である男性を対象に精巣組織検査(精巣生検)を実施したところ、精巣組織にクラミジアが認められたと発表した。

合わせて、12人から18人の精液からは、クラミジア・トラコマチスになる抗体が検出された。抗体の検出は、クラミジア感染症の症状は現れていない、クラミジア感染症を含む性感染症(STI)の診断を受けていない状態ではあるものの、男性がクラミジア菌に晒されたことを示唆する。

クラミジア感染症
原因不明の男性不妊とクラミジアの関係性
研究チームは、無精子症(精液中に精子が全くいない)および乏精子症(精液中の精子数が極端に少ない)の男性を対象に、精巣組織検査を実施した。無精子症や乏精子症は、多くの場合、原因は不明である。

精巣生検の結果、固定液に入れた精巣組織の45.3%にクラミジアが検出された。一方、新鮮な精巣組織のクラミジア検出率は16.7%であり、いずれも男性不妊の要因は特定されていなかった。

クラミジア感染症は女性不妊と関係性があるといわれるが、これまで、クラミジア菌によって男性の生殖機能が受ける影響は知られていなかった。

研究チームは、今回の研究を通して、初めて、クラミジア感染症は、たとえ症状が現れていない状態であっても、男性の生殖能力に悪影響を及ぼし、男性不妊を生じさせる要因になることが認められたと述べる。

また、今回、数人の男性では、尿検査は陰性であったものの、血液検査では陽性反応が出て、クラミジア感染症と診断された。通常、クラミジアは尿検査にて診断されるが、研究チームは、尿検査だけでは全てのクラミジア感染症を確実に診断することは不可能であると指摘する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

QUT
https://www.qut.edu.au/news?id=152588

MeD INDIA
https://www.medindia.net/

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