見た目の良さではわからない異常があることも
読売新聞社が運営する「yomiDr.(ヨミドクター)」で連載中の「精子に隠された『不都合な真実』」が、2019年10月21日に更新された。
「精子に隠された『不都合な真実』」は、東京歯科大学市川総合病院(千葉県市川市)の精子研究チームによる共同執筆。
最新の研究成果を紹介しながら精子の側から見た生殖補助医療の問題点や新たな不妊治療モデルを紹介していく。
今回更新分のテーマは「精子の実力」。東京歯科大学市川総合病院精子研究チームが、さまざまな精子の異常の中から選んだ検査項目を紹介している。
検査項目はDNAの傷、頭部と尾部の形状、頭部空胞、先体、中片部、凍結保存に耐える力の6つ。記事ではそれぞれの項目について、画像付きでくわしく解説し、「精子が先 不妊治療モデル」(精子の精密検査を行った上で治療法を検討すること)の確立と普及の必要性を呼びかけている。
「チーム医療」で的確な治療を
JR総武線「市川駅」からバスで約15分の東京歯科大学市川総合病院は「愛と科学で済生を」が行動指針。診療・教育・研究活動を3本柱に、市川市の地域中核医療機関として安全で質の高い医療を提供している。
多種多様な医療スタッフが連携して治療やケアに当たる「チーム医療」を行っており緩和ケアチーム、褥瘡対策チーム、呼吸サポートチーム、栄養サポートチーム、糖尿病チーム、認知症ケアチームの6チームが在籍している。
(画像はyomiDr.より)
(画像は東京歯科大学市川総合病院公式サイトより)

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