一般的な検査では見つからない異常もある
「yomiDr.(ヨミドクター)」で連載中の「精子に隠された『不都合な真実』」が、2019年9月30日に第3回を公開した。
2019年9月16日にスタートした「精子に隠された『不都合な真実』」は、東京歯科大学市川総合病院・精子研究チームの共同執筆による連載記事。男性側に原因がある不妊についての解説を通して、不妊治療を受ける人が知っておきたい事実を紹介していく。
第3回のテーマは「『精子の実力』…濃度が高くて、元気ならいい? 淘汰されにくいY染色体の異常」。生殖補助医療における精子の選別や品質管理の重要性について説明する。
記事は最初に精巣の中で精子がつくられ、受精にいたるまでの過程を解説。さらに精液検査の内容と、精子濃度(精液1ミリリットルの中にある精子の数)はあまり良い指標ではないことについて解説している。
また、現在の不妊治療では見過ごされている染色体の問題についての解説を通して男性不妊治療がむずかしい理由を解説している。
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(画像はyomiDr.より)
(画像は東京歯科大学市川総合病院公式ホームページより)

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