妊娠=奇跡の連続
妊活中、あるいはこれから妊活を始めようと思っている女性にとって気になるのが「妊娠の際に身体におこる変化」。結婚生活・子育てに関するコラムサイト「パピマミ」では、「妊活前に知っておきたいこと」を知りたいという女性からの相談に回答するかたちで「妊娠にいたるまでに体内で起きること」について説明している。
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人の数だけ奇跡がある!
記事によると、妊娠にいたるまでには「排卵」・「精子の卵管膨大部への到着」・「受精」・「着床」という4つのステップがあり、これは30分から数時間という短時間のあいだにおこなわれる。
女性は産まれた時から決まった数の卵胞(卵子の元になる細胞)を持っており、その卵胞が卵子となって卵巣から飛び出すのは28日に1回。一方1回の射精に含まれる精子は約三億個と言われているが、その中でも卵子が待っている「卵管膨大部」までたどりつける精子は、たった200個しかないと言う。
精子が卵管膨大部までたどりつくまでの時間は30分から数時間で、この短時間のあいだに困難を乗り越えて受精しても子宮までうまく移動できず途中で止まってしまったり、子宮内部にうまく着床できなかったりすると妊娠はしない。また排卵された卵子の寿命は24時間しかないため、卵管膨大部に精子がたどりついた際に卵子に寿命が来ていても妊娠にはならない。
回答を担当した助産師・Hillまゆ子氏は妊娠を「奇跡の連続」・「とても神秘的なこと」であるとし、不妊治療が進んでいても全ての人が望み通り妊娠できる保証はないということを念頭においての将来計画をよびかけている。

パピマミ
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