Google+
妊活・卵活ニュース
 妊活・卵活ニュース

無精子症の患者さんに対する顕微鏡下での精管精巣上体吻合術の効果-中国の研究から

着床前診断
産み分け
カラダ
不妊治療
社会
書籍
その他
新着ニュース30件






























無精子症の患者さんに対する顕微鏡下での精管精巣上体吻合術の効果-中国の研究から

このエントリーをはてなブックマークに追加
無精子症
精巣内の異常により、精子が放出されない無精子症の男性に対する治療は色々と進んでいます。

無精子症
(画像はイメージです)

顕微鏡下での精管精巣上体吻合術(MVE)は無精子症に有効な治療だと言うことがわかっていますが、実際の現場では顕微授精(ICSI)の方が好まれています。

妊娠率は顕微授精(ICSI)では40%以下であるため半分以上のカップルはICSIを繰り返す必要があります。

不妊治療は大変お金や痛みがかかるため、途中であきらめてしまうカップルも少なくありません。

顕微鏡下での精管精巣上体吻合術(MVE)とその結果
顕微鏡下での精管精巣上体吻合術(MVE)とは、精巣内の異常を顕微鏡下の手術で治す方法です。

2013年に「Human Reproduction」に発表された中国の研究によりますと、過去に精巣内精子を利用したICSIを行ったものの不成功に終わった68人の男性にMVEを施したそうです。

62人は精巣上体、2人は精子内、そして4人は精管内に異常があったそうです。MVEの結果、妊娠した率は79.2%、自然妊娠は35.8%に見られたそうです。最終的に正常に出産まで成功した率は28.3%でした。

結論として
MVEは明らかに効果的であることがわかりました。今回の研究ではICSIをした人と比べたわけではないので、その比較をする必要はありますが、MVEも治療の一つとして考えていく必要がありそうです。
編集部 C-NZ


外部リンク

Human Reproduction
http://humrep.oxfordjournals.org/

Amazon.co.jp : 無精子症 に関連する商品
  • 妊娠前の低血糖は妊娠に悪影響を及ぼす(8月7日)
  • 精子DNA断片化指数は治療前評価として有用性は限られている(8月4日)
  • 出生前PFAS曝露は免疫システムに悪影響を及ぼす(7月30日)
  • ビタミンD欠乏はPCOS症状を悪化させる(7月28日)
  • 祖父の環境曝露は女孫に強く影響する(7月22日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    妊活基本情報



    お問い合わせ