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原因不明の習慣性流産と、精子の酸化ストレスやDNAの関係-インドの研究から

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原因不明の習慣性流産と、精子の酸化ストレスやDNAの関係-インドの研究から

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習慣性流産とは
習慣性流産とは三度かそれ以上の流産を20週より前に経験した状態のことです。

習慣性流産
(画像はイメージです)

習慣性流産と精子の関係
そのうち4割から5割は原因不明だと言われており、そのうちの一部は男性の側の精子に異常がある可能性があります。

そこで「Journal of Reproduction and Infertility」に2013年に発表されたインドの研究では、精子に対する抗酸化ストレスや、DNAの異常を調べたそうです。

この研究ではパートナーに習慣性流産の経験がある20人の男性と、20人の正常な男性の精子を集めて検査したそうです。

この二つのグループでは、年齢や精子の量や濃度には変わりがありませんでしたが、精子の動きや形は明らかに習慣性流産の経験がある男性では低かったそうです。

また精子内の酸化物質は習慣性流産のグループで大変高く、抗酸化防止能力は大変低く、DNAの異常も大変多かったそうです。

結論として
精子の正常なDNAは正常な妊娠出産では大変重要なものです。酸化ストレスは、酸化物質の量が多くなることや抗酸化防止能力が低くなることでのバランスの崩れで起きます。

したがって、この二つのことが、習慣性流産と関与する可能性がある、という今回の研究から、酸化ストレスや精子のDNAの異常を測ることは、習慣性流産の既往があるカップルにとって必須になるのではないか、と筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ


外部リンク

Journal of Reproduction and Infertility
http://www.jri.ir/


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