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乳がん治療前の卵子の凍結保存ーアメリカの研究から

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乳がん治療前の卵子の凍結保存ーアメリカの研究から

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乳がん治療と妊娠
アメリカでは5から7%の40才前の女性に乳がんが起こると言われており特に30才から40才の間に多いと言われています。

乳がん
(画像はイメージです)

初産が大体この年齢で行われることが多いことから、乳がんを経験した女性は、子供をあきらめなければいけないことが多いのが実情です。

実際に、半数以上の人が望んでいるにも関わらず、乳がん経験後に子供を持った40才より前の女性は10%にも及ばないそうです。

卵子の凍結保存と乳がん治療
乳がん後の死亡率が次第に下がってきているため、治療前の卵子を凍結保存する必要性が次第に重要になってきています。

2013年に抗がん剤の影響を受けずに子供を持つために、「Fertility and Sterility」に発表されたアメリカの研究では、卵子の凍結保存と乳がん治療に関係あるたくさんの論文をまとめたそうです。

当研究によると胚の凍結保存は大変よく出来たテクノロジーでパートナーの居る女性には有効だそうです。受精卵の凍結保存もまた良い方法で、こちらは胚の凍結保存のような倫理的な問題も避けることが出来ます。

しかし、どちらの方法も乳がんの治療を遅らせてしまうと言う問題点があり、また、ホルモンによる卵巣のコントロールが必要になってしまいます。

このホルモンコントロールは乳がんの成長を促進してしまうためタモキシフェンなどの抗がん剤を併用した別の方法も考えられているとのことです。

更に別の方法としては、卵巣の組織を保存する、という方法もあるそうで、これだと上記のような副作用はないそうです。

結論として
がんから生還した先の生活については患者の側ではなかなか思い及ばないものですので、システムが早く整って選択肢が増えてもらいたいものですね。
編集部 C-NZ


外部リンク

Fertility and Sterility
http://www.asrm.org/


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