産み分けに興味がありますか?
不妊治療中であれば、男でも女でも授かれるのであればどちらでもいい!と言いたいところですが、年齢のこと、その他色々なしがらみもあったりして、出来れば産み分けがしたいな、と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
血液検査で性別判断
オーストラリアの新聞、「The Sydney Morning Herald」に10月27日に掲載された記事によりますと、オーストラリアのVCGSという遺伝子検査の機関では胎児の性別がわかる血液検査を導入したとのことです。
Non-invasive prenatal testing、略してNIPSというこの検査は以前からアメリカで行われていましたが、血液の中の遺伝子をはかることが出来ます。
危険性はほぼない
羊水穿刺のように流産の危険性もない上、大変正確なため、遺伝子異常の可能性がある場合に便利な検査です。この検査では遺伝子異常だけではなく、性別もわかるそうなのです。
NIPSは9週から出来るので、インドなど女児を好まない国では、希望の性別ではない場合に中絶する可能性も考えられるため、心配されているとのことです。
先述のオーストラリアの機関では、費用は895オーストラリアドル(2013年12月現在約83000円)だとのこと。
結論として
倫理的な問題から議論も深まりそうな検査ではありますが、危険性のない性別検査は需要も多そうです。
編集部 C-NZ

The Sydney Morning Herald
http://www.smh.com.au/Prenatal Genetics Center
http://www.prenatalgeneticscenter.com/VCGS
http://www.vcgs.org.au/