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卵胞に起こるニコチンの害をメラトニンが防いだ(マウス)-イランの研究から

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卵胞に起こるニコチンの害をメラトニンが防いだ(マウス)-イランの研究から

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たばこの害
たばこの煙は4000もの毒を含むと言われており、女性においては不妊や自発性流産、月経不順、子宮外妊娠、早期月経開始などの問題を起こすと言われています。

ニコチン
(画像はイメージです)

ニコチンは特に毒性の強い物質で呼吸器官や口の粘膜、皮膚から急速に吸収され分解されます。

分解されたニコチンは喫煙をする女性の卵巣や発達中の卵胞内で検出されています。

ですから、ニコチンの害をよく知ることは女性にとってとても大事なことであると言えます。

ニコチンとメラトニン
ニコチンの代替えを使って禁煙をする方法はたばこの毒を減らしてくれることがわかっており、ホルモンの一つであるメラトニンもその役割を果たすのではないか、と考えた研究が2012年にイランで行われました。

「Journal of Reproduction & Infertility」に発表された研究によりますと、32匹のマウスを使い、卵胞におけるニコチンとメラトニンの関係を調べたそうです。

その結果、ニコチンは卵胞の元を明らかに減らし、卵胞ホルモンの一種であるエストラジオールも減ったそうです。

メラトニンを添加したマウスは卵胞の数が正常と同じで、エストラジオールのレベルも正常通りだったそうです。

結論として
メラトニンはニコチンの害を防ぐ作用があるかもしれないと著者らは結論づけています。

たばこはそれ以外にも害が多いので是非とも妊娠を考えるならばやめておきたいところですが、ニコチンの害を減らす可能性がある物質というのは興味深いですね。
編集部 C-NZ


外部リンク

Journal of Reproduction & Infertility
http://www.jri.ir/


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