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人種によって年齢ごとの卵巣予備能に差

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人種によって年齢ごとの卵巣予備能に差

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人種によって妊娠が可能な年齢が違う?
アメリカのカリフォルニア大学の研究で、人種/民族によって、女性が妊娠できる年齢期間に差があることがわかった。

25歳から45歳の健康な女性からなる、白人系・アフリカ系・ラテンアメリカ系・中国人系の4つのグループで、年齢と「アンチミューラリアン ホルモン(AMH)」のレベルによる卵巣予備能について、解析を行った。

この解析結果によると、ラテンアメリカ系グループは、全ての年齢において、白人系グループより低いAMHのレベルを示した。アフリカ系と中国人系グループともに、若年層と中年層において、白人系グループより低いAMHのレベルを示した。また、アフリカ系グループは、高年層において、ラテンアメリカ系と中国人系グループより高いAMHのレベルを示した。

アフリカ系の女性は、若年層では低いAMHのレベルだが、加齢によってAMHのレベルが低下することが少ないと考えられ、ラテンアメリカ系と中国人系の女性は、白人系女性と比べて、全体的に低いAMHのレベルのため、卵巣予備能が低く、早い年齢での閉経のリスクがあると考えられる。

卵巣予備能
まだ予定していなくても卵巣予備能のチェックを
日本人は中国人系と同じアジア人系であることから、同様の傾向があると考えられます。

日本でも高度な生殖補助医療は進んでいますが、欧米と比べて、まだあまり一般的には普及していない印象です。AMHのレベルは、あくまで卵巣に残っている卵子数の目安となるもので、妊娠に重要な卵子の質までわからないため、1つの指標として考えるべきものですが、健康状態のチェックの1つとして、自分の卵巣予備能を知ることや、できる限り早い段階で治療に取り組むことが、大切なのではないでしょうか。


外部リンク

Fertility and Sterility
http://www.fertstert.org/
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