妊娠するために摂取したい食品と栄養素
妊娠時に飲む専用のサプリメントなど、妊娠してから摂取するべき食品については、既にたくさんの情報が知られているが、妊娠前に必要な食品については、ほとんど情報がない。妊娠モニターのLady-Compを販売するValley Electronicsが、妊娠を促進する食品について紹介した。
まず、豆類の植物性タンパク質と、全乳を挙げている。ハーバード大学の研究から、動物性タンパク質を多く摂取する女性は、植物性タンパク質を多く摂取する女性よりも不妊である確率が39%と示された。また、1日1~2回、全乳を摂取すると排卵性不妊を防ぐとのこと。無脂肪乳、低脂肪乳にはラクトースが多く含まれ、乳糖不耐症の人に不向きで効果はない。植物性タンパク質を含み、女性にいいと言われる豆乳は、妊娠に関してはネガティブな話題が多いため控える食品として紹介されている。
それから、葉酸やビタミンBを含む濃い緑の葉物野菜と、玄米などの複合糖質を含む炭水化物を勧めている。血糖値やインシュリン レベルが高い女性は、それらの数値が正常な女性よりも妊娠する可能性が50%低いとの研究結果を挙げている。
以上の食品のほかに、非ヘム鉄とオメガ3脂肪酸を挙げている。サプリメントの他に、植物由来の非ヘム鉄が摂取できるカボチャの種を紹介しているが、日本ではあまり食べられていないのでサプリメントが手軽そう。オメガ3脂肪酸については、水銀含有率が低いと言われるサケを勧めている。
妊娠モニターの効果がわかりにくい時は
妊娠モニターは、毎日の基礎体温を測定することで、データから排卵日を予測し教えてくれますが、予測に使われる周期パターンはある程度の規則性を前提にしているため、生理周期が不規則な方は、結果が変動して効果がよくわからないこともあるようです。不妊の原因にはたくさんの要因が関係していますが、このような食品もとりいれてみてはいかがでしょうか。

Lady-Comp
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