さあ2月になりました。バレンタインプレゼントは決まりましたか?
2月になると街はバレンタインムードでいっぱいになります。パートナーとの仲を深めてくれるこのイベントは、妊活中でなくともワクワクするものです。
そして、バレンタインと言えばチョコレート。昨年発表されたれっきとした学術研究で、チョコレートが妊娠に及ぼす影響を調査したものがありました。研究を行なったのは、情熱の国イタリアのチームです。
チョコレートの原料であるココアには、フラボノイドが含まれており、健康にも良いと言うことは近年になって知られてきました。とはいえ、高カロリーのものも多く、妊娠中は体重増加が心配という人もいることでしょう。
血圧などがより健康的になるのに、体重は増えすぎない
調査対象は、18歳から40歳で、妊娠11週から13週の妊婦さんたちです。グループA は1日にココア70%のチョコレートを30グラム、毎日食べてもらいました。グループBの女性は自由に食事をしてもらい、チョコレートを食べた人と比較しました。
すると、チョコレートを継続的に食べていた人は、そうでない人に比べて、血圧、肝臓の酵素、コレステロールの値などの点で、グループBの女性よりも健康的であると判断される検査結果が出ました。そして、グループAの人の方がグループBの人よりも、体重の増加が少なかったのです。
この研究では、チョコレートを適度に食べることで、太りすぎてしまうことなく、血圧や血糖値などを適切に保つことができる可能性があるとされました。
妊活女子はバレンタインには、甘さ控えめのチョコレートを選んで、パートナーと一緒に楽しんではいかがでしょう?

Potential effects of chocolate on human pregnancy: a randomized controlled trial
http://informahealthcare.com/doi/abs/10.3109/14767058.2012.683085