最初のお産で「分娩後出血」しても、以降の妊娠自体に影響ない
1月23日、最初のお産の時に、PPH「分娩後出血」を経験しても、その後の妊娠自体には影響しないことが、イギリスの調査結果をもとに、An International Journal of Obstetrics and Gynaecologyで発表された。
PPHは怖い記憶になる
調査結果によると、第二子以降の妊娠とPPHの経験に関連性はないが、第一子出産時にPPHを経験した女性は、第二子を出産することをためらう傾向にあるとのことだ。
PPH「分娩後出血」とは
これは、出産時に500ml以上の大量出血が起こることで、産科の技術が整っていない、医療水準の低い国では死亡例が多い。命は助かっても重症の場合には、子宮を摘出するケースもある。
第二子出産のために
第一子出産時にPPHを経験された人は、この調査結果によって、今後の妊娠自体に影響がないということが証明されたので、あとは出産方法や自分の気持ちのケアなどを考えて産科医に相談してみることで安心できるかもしれない。
PPHはいろいろな要因で起こるため、予測は難しいとされているが、一般的に、母体の年齢、喫煙、肥満がリスクを高めるとも言われている。

PPHはその後の妊娠に影響しない
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