1000人の女性の68%がいつかはママになりたい
今、まだ子どもがいなくても、特に妊活をしていなくても、「いつかは私も赤ちゃんを産もう」と思っている女性が、68%いるそうです。
今回、EMD Soreno社が行なった、女性の妊娠についての意識・知識の調査結果が発表されました。対象は25歳から35歳までの、子どもがいない1000人の女性です。調査結果は、不妊治療団体RESOLVEのサイトに掲載されています。
「年齢が上がると妊娠率が低下」は理解、実際の妊娠率は知らない人が多数
女性の年齢と共に、妊娠率が下がってくることは、多くの研究で確認されています。このことは、調査でも82%の女性が、理解していました。
ところが、実際の妊娠率の低下について正確に理解している女性は、さほど多くないことが分かった上に、多くの女性が実際の妊娠率よりも高いと考えていることが明らかになったのです。
20歳の女性が、避妊を行わずに次の1ヶ月で妊娠する確率は、25%ですが、多くの女性がこれを85%と考えていました。同様に、30歳では25%に対して75%、40歳で10%に対して30%とすべてにおいて実際よりも高い妊娠率をイメージしていると報告されました。
こうした誤解は、不妊治療が必要となっても判断が遅れるなどのデメリットを招くため、産婦人科医などが適切な情報提供を行なうことが重要であるとされています。

In The Know Fertility IQ 2011 Survey
Fertility Knowledge Among US Women Aged 25–35
http://www.resolve.org/about/fertility-iq-2011-powerpoint.pdf