現代人と不妊
今、約8組に1組の夫婦が不妊を抱えていると言われている。その理由として、女性の社会進出が進んだことによる晩婚化など、ライフスタイルが大きな要因と言われてきた。
しかし、本当にそれだけなのだろうか。現代人は、不妊症以外にも、生活習慣病や低体温、低血圧、便秘、アレルギー、アトピーなど、様々な身体の不調を抱えており、症状を訴える人は一昔前と比べ、明らかに増えている。
『若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活』
現代の人たちが元気がないのは食べ物が原因だと、若杉友子さんはキッパリ言い切る。彼女は、京都の綾部で自給自足の生活をしている76歳の”おばあさん”だ。しかし、背筋をピンと伸ばし、しっかりとした足取りで歩く様子は、とても76歳には見えない。
若杉さんは全国を飛び回り、自身の健康の秘訣について講演活動を行っている。その内容は、「米を食べ、野菜や野草を中心とした一汁一菜の食事をすることが健康の原点である」というもの。会場は健康な生活を取り戻したいと願う老若男女でいつも満席だ。
その若杉さんが、食養に基づく体にいい食べ物や食べ方、おすすめの一汁一菜献立や旬の野菜を使った料理レシピを詰め込んだ本を書いた。『若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活』だ。
若杉さんの、若さと健康の秘訣を、是非実践してみてほしい。きっと、人生が変わるはずだ。

主婦と生活社
http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14261-7