中国鉄道部に集団辞職?
近年、急速な経済発展を遂げている中国。その象徴とも言われる高速鉄道に関して、「電車内は放射能物質にさらされている」「乗務員の中には不妊症になったり、流産をしてしまう者も出ている」「それを理由に職員が集団辞職した」などという噂が流れている。
高速鉄道が、乗務員の大量募集を行ったことなどが原因でこのような情報が流れてしまったようだ。
2013年1月14日、この噂に対し鉄道部が否定声明を出したと、中国国営テレビ局・中央電視台(CCTV)が報じた。
鉄道部が、中国版ツイッターを通じて発表したところによると、集団辞職の事実はなく、乗務員が不妊症になったり、流産をしたという報告も確認されていないという。
放射能と不妊
放射能、と聞くと、私たち日本人も人ごととは言えない。東日本大震災の発生によって、私たちの生活の中で大きな問題となったためだ。ある一定量を被爆すれば不妊になるとも言われている。
ただ、中国の高速鉄道に関する今回の情報はデマだったようだ。尖閣問題などもあり、反日運動なども盛んに起こっている中国。最近は、それもだんだんと下火になってきている。もし旅行に行く予定のある方がいたら、鉄道に乗るかどうか、慎重に判断をしたほうが良いかも知れない。

CCTV
http://www.cctv-4.com/2007/