大学の研究チームが妊婦さんの喘息サポート
オーストラリア南部のアデレード大学が、妊婦さんの喘息に対する支援活動を来年スタートし、リエル・マックウィン病院でサービスが提供されることになりました。
ヴィッキー・クリフォン助教授によると、オーストラリアでは妊婦さんの16%で喘息の症状が見られており、適切な治療が行われないとお腹の赤ちゃんにも悪影響を与えるリスクがあるとされています。また、妊娠中に症状が特に悪化する妊婦さんも多いそうです。
正しい理解と適切な治療が必要
けれども、妊娠中には、薬はどのようなものでも出来るだけ飲まない方が良いという考えから、治療薬を使うことそのものに躊躇する妊婦さんも多いという現実がありました。
活動では、妊娠中にどのように病気とつきあっていくかについての、教育を中心とし、妊婦さんにとっても、赤ちゃんにとっても安全な妊娠期間を目指すとのことです。
専門のサポートがあることで、喘息に悩む妊婦さんも、さぞかし心強いことでしょう。

ABC News ; Asthma support trial for pregnant women
http://www.abc.net.au/news/2012-12-13/Adelaide University
http://www.adelaide.edu.au/Lyell McEwin Health Service
http://www.lmh.sa.gov.au/public/content/home.asp?xcid=1