赤ちゃんも欲しい、キレイでいたい!脂肪分がカギ
赤ちゃんも欲しいけど、いつまでもスリムでキレイでいたい、というのは妊活中の多くの女性が考えていることだと思います。
とはいえ、ダイエット方法にはご注意!脂肪分を極端に押さえた食事が不妊の原因になりかねないという、気になる報告があるのです。
妊活にはホルモンのバランスが大切なことは、多くの人が理解していることですね。食べ物を通じて摂る脂肪分は、このホルモンの分泌に一役買っているのです。このため、むやみに脂肪分を減らすダイエットは、ホルモンバランスを崩してしまうために、不妊や月経に関するトラブルを招くおそれがあるのです。
オリーブオイルやアボカドなど質の良い脂肪分を摂ることが、妊娠率をアップさせるという報告もありました。
質の良い乳脂肪を摂ろう、アイスクリームもOK
ハーバード大学で行われた調査では、乳脂肪分と不妊についての関係が追跡されました。ダイエットなどのために、ローファットミルクを飲んだり、カッテージチーズを食べたりすることが多い女性では、乳脂肪分をカットしていない女性に比べて妊娠の確率が下がるそうです。
この研究では、アイスクリームを週2回食べている女性の妊娠率が高いという、嬉しい結果もあわせて報告されたそうです。
もちろん、肥満も不妊の原因になり得るので、高カロリーのモノを好きなだけ食べて良いということではありません。カロリーコントロールはきちんと行い、「おいしいモノをちょっとずつ」食べること、美容にも健康にも、もちろん妊活にも良さそうですね。

Pub Med ; A prospective study of dairy foods intake and anovulatory infertility.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17329264