疲労は妊娠力低下のもと!
季節の変わり目になると、温度差の変化などから、体調を崩す方が多くみられると思います。また、新生活にも慣れたこの時期は、疲労がたまりやすくなっている時といえるでしょう。
こんな症状のある、妊活中の女性は要注意です。元気な赤ちゃんを授かるためには、体が元気である必要があります。ラルーンのべビ待ちコラム内に紹介されていた、「疲れ知らず」の体で妊娠力をアップする方法を紹介したいと思います。
疲労は、体のさまざまなところに悪影響をおよぼします。まず、栄養が全身に行き渡りにくくなり、抵抗力が落ちます。その結果卵子や精子に栄養が行き渡らなくなり、妊娠に必要な受精能力が低下してしまいます。
疲労状態の長期化は、けん怠感だけでなく、食欲の不振や頭痛、やる気の低下などを引き起こし「慢性疲労」になりやすい体になってしまいます。
女性も男性も「疲労」は妊活の天敵なので、妊娠を望む人は、疲れをできるだけため込まないようにパートナーと工夫して生活していくとよいでしょう。
(画像はイメージです)
ビタミンBを取って疲労を回復!
ビタミンB群は、疲労回復に効果的があり、カラダの代謝をスムーズにしたり、エネルギーを作るために不可欠なビタミンです。
中でも豆類・豚肉・ウナギの かば焼きなどに多く含まれているビタミンB1には、疲労物質である乳酸を取り除く働きがあります。特に豚肉の赤身にたくさんのビタミンB1が含まれているので、赤身をなるべく選んで食卓に取り入れるとよいでしょう。
また、ビタミンB1が多く含まれている他の食材には、玄米やはい芽精米があります。玄米には「妊娠ビタミン」と呼ばれる、抗酸化作用の高いビタミンEがたくさんに含まれていて、妊活女性にはうってつけの食材です。白米に玄米を1/3~1/5ほど混ぜて炊くと、玄米が苦手な方にも食べやすくなります。
巡りのよいカラダ作りを!
疲労回復には上記した食事面での工夫だけではなく、十分な睡眠も大切です。疲れを感じた日は、いつもより少し早めにベッドに入ったり、ゆっくりと湯船につかって体をリラックスさせる工夫もよいでしょう。
就寝前に入浴で体を温めることは、深い眠りのためにはよいことで、体の疲れが取れやすくなります。ぐっすり寝ることは、美容のためにもとても良い習慣です。
カラダの巡りが良くなると、カラダの隅々まで食事からとった栄養素が行き渡り、疲れのリセットが早く出来るようになります。
かえって、ランニングやハードな筋トレなどはカラダの疲れを悪化させてしまうので、無理のない程度に運動を行うことが大切です。
食事と睡眠、適度な運動を組み合わせて、「疲れ知らずのカラダ=妊娠力の高いカラダ」を目指してみては」いかがでしょうか?

ラルーン
http://sp.lalu.jp/article/show/aid/1878.html