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男性不妊検査に伴う痛み軽減

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男性不妊における新たな診断ツール
マウント・サイナイ病院のルーネンフェルト・タネンバウム研究学会の研究者らは、男性不妊診断における診断ツールを開発した。

新たなバイオマーカーにより生体組織検査を行うことなく、精液より不妊のタイプ診断(「閉塞性無精子症」あるいは「非閉塞性無精子症」)が可能になるという。

なお、新たな不妊診断ツールは2種類あり、「ECM1」は精巣上体(精巣内の管)を遺伝子発現し、「TEX101」は精巣を遺伝子発現する。

診断
(画像はLunenfeld-Tanenbaum Research Institute HPより)

閉塞性無精子と非閉塞性無精子症
研究者らは男性119人(不妊症である悩む男性、不妊症でない男性)を対象に臨床試験を実施した。被験者より精液を採取し、2種類のプロテイン(精巣上体(精巣内の管)を遺伝子発現するECM1、精巣を遺伝子発現するTEX101)にて精しょうを調査した。

臨床試験の結果、「閉塞性無精子症」と正常な精子形成には違いが生じ、「閉塞性無精子症」と「非閉塞性無精子症」が異なる症状であると分かった。

「閉塞性無精子症」は精子の生産過程には問題はないものの、解剖学上の障害により適切に射精できない状態である。一方、「非閉塞性無精子症」は精子の生産量が極端に少ない、あるいは全く生産されない状態である。

2種類の不妊診断ツール
閉塞性無精子や非閉塞性無精子症の診断は、血液・精液分析より生体組織検査にて行う。検査の際は精巣に注射針を打つが、出血や感染症のリスクがあり、また激しい痛みを伴う。

一方、新しいバイオマーカー「ECM1」「TEX101」による診断には注射を必要としないため、痛みは伴わない。また診断結果に関しては、従来の生体組織検査と同じ精密度であるという。

研究者らは、新たなバイオマーカーは男性不妊診断の発展に役立ち、再生医療技術の信頼度・成功度が高まると考えている。現在、研究者らは近い将来の実用化に向け、研究を継続中であるという。


外部リンク

MD News
http://www.mdnews.com/news/2014_06/

Lunenfeld-Tanenbaum Research Institute
http://www.lunenfeld.ca/

遺伝子発現
http://ja.wikipedia.org/wiki
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