カウンセラーを経て、保育園を開園
「妊活」という言葉が一般的に知られるようになり、不妊治療をはじめる夫婦は多い。だが不妊治療をしたからといって、全ての夫婦が子どもを授かるという保証はない。「産経新聞」の報道では、不妊治療を経て「第2の道」を選んだ人々を紹介している。
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記事で最初に紹介されるのは、横浜の住宅街にある一軒家を改装した「どりいむ保育園」。この保育園を経営する50歳代の夫妻は、過去に4年半にわたる不妊治療に取り組んでいたという。夫妻は不妊治療断念後、カウンセラーとして同じ悩みを持つ人々の相談に対応。助産師の資格を持つ妻は子育て指導も行い、その延長上で保育園を開いたのだという。
互いに向き合い、認め合う姿勢を
記事ではこの夫妻の他に、「子どもが居ない家庭は不完全」という思いから不妊治療に取り組んでいたが、乳児院でのボランティア活動を通じて考えが変わったという30代の女性、養子縁組した娘から「親になる喜びをもらった」という50代の夫妻が紹介されている。
医療技術が発展したといっても、必ず望み通りの結果を得られるとは限らない。横浜市で保育園を経営する夫妻の妻は夫婦が互いに向き合い、認め合えたら、たとえ残念な結果でも受け入れることはできると語っている。

どりいむ保育園
http://www.doriim.com