「産みたくても産めない」人が急増中
少子高齢化が社会問題になっている現代日本では、7組に1組のカップルが「不妊」の問題をかかえているといわれている。「不妊」の原因は多数あるが、最近増えつつある原因があるという。女性向けサイト「ウーリス」では、玉名牧場(熊本県)の矢野希実氏への取材を通して、増えつつある「不妊」の原因について紹介している。
(画像はイメージです)
人間にも悪影響を及ぼす飼料
矢野氏によると、トウモロコシなどの飼料だけを食べるニワトリは気性が荒くなるという。これは草を食べられないことから生じるビタミンA不足のため気性が荒くなり、さらに飼料に含まれている排卵促進剤によってホルモンバランスがくずれてしまうからだという。さらに、排卵促進剤は、含まれている飼料で育ったニワトリの肉を食べている人間の身体にも蓄積されてホルモンバランスに影響を与え、精子の減少などの「不妊」をひきおこすのではないかといわれている。
「食の安全」は自分自身で
子どもをさずかるための「妊活」の方法はさまざまだが、日々の食べ物に気を配り、信頼できる生産者から食べ物を入手することも安心・確実な妊娠への有効手段といえるだろう。矢野希実氏が率いる玉名牧場では完全無肥料・無農薬をコンセプトに牛・豚・ニワトリの放牧、20種類以上の野菜の生産を行っている。オンラインショップでの販売のほかに、1日2組限定の「牧場見学ランチ」も行っている。

玉名牧場
http://tamanabokujyo.jp/