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不妊女性とトキソプラズマの関係ーインドの研究から

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不妊女性とトキソプラズマの関係ーインドの研究から

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トキソプラズマ
トキソプラズマは、微生物(寄生性原生生物)の一種で、人間などの動物にトキソプラズマ症を起こす原因です。

トキソプラズマ
(画像はイメージです)

トキソプラズマ症は、世界の人口のうち、三分の一の人が感染していて、健康な大人には問題がないことが殆どですが、胎児や幼児、または免疫が抑制された状態にある大人では、感染すると死ぬこともあります。

産科では、トキソプラズマは習慣性流産や不妊を起こす原因があるとして注目を浴びています。

トキソプラズマと不妊の関係
そこで「Asian Pacific Journal of Tropical Medicine」に2014年に発表されたインドの研究では、5年間にわたって、トキソプラズマ感染と習慣性流産や不妊との関係を調べたそうです。

441人のインド人女性のうち、複数回の流産を経験した人が94.6%、不妊があった人が5.4%でした。

その結果、トキソプラズマは2回以上流産を経験した人により多く見られ(76.5%)、また、いわゆる二人目不妊の人の方が(66.7%)第一子での不妊よりもトキソプラズマが多く見られたそうです。

複数回の流産を経験した人のうちの40.3%、不妊を経験した人のうちの20%が、トキソプラズマを治療した後に、出産できたとのことです。

結論として
トキソプラズマ症は、流産や不妊の原因のうち、治療できるものであり、全ての妊娠を望む人、または不妊女性は検査をした方がいいのではないか、と筆者らは結論づけています。
編集部 C-NZ


外部リンク

Toxoplasma gondii in women with bad obstetric history and infertility: a five-year study
http://www.apjtcm.com/

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