病気でなくても受診は可能
妊娠をのぞむ女性がかならずかかる必要があるのが「産婦人科」。「プレジデントオンライン」に掲載された出産専門ジャーナリストの河合 蘭さんの記事によると、女性が産婦人科を受診する目的は「一般的な健康維持」と「妊娠できるかどうかの検査」の二つだという。
(画像はイメージです)
「一般的な健康維持」については、妊娠する・しないにかかわらずすべての女性が生涯つづける必要があるもの。対応している産婦人科は比較的多いが、病院の規模よりも、交通の便や夜間診療対応などの「通いやすさ」を重視して選ぶことが大事だ。「自分が診てほしいこと」に力を入れているかどうかも要チェック。ただし一般的な婦人科検診で「異常なし」という結果が出ていたとしても、それは妊娠可能を保証するものではない。
「妊娠力」のチェックは男女2人で
妊娠しようとしてもなかなか妊娠できない場合は「妊娠できるかどうかの検査」を受ける必要があるが、これはパートナーと2人で受診する必要があり、詳細な検査は不妊治療専門のクリニックで受けることができ、妊娠にかかわるホルモンや生殖器などを調べる検査が行われる。
検査をしても原因がわからないまま不妊治療に入るケースも多いが、約8割の女性は治療1年で妊娠に至るといい、それが通院期間の目安となる。女性が30代後半もしくは40代の場合はより短期間での妊娠が望ましいため、通院の目安は3~6カ月となる。

河合 蘭オフィシャルサイト
http://www.kawairan.com/