卵子のもととなる卵胞は年と共に減っていく
女性の妊娠の確立は、年齢と共に低くなっていくことが知られています。この理由の一つが、産まれながらに持っている卵胞の減少です。
15歳の時点で持っている卵胞は40万個。これが年と共に減っていくのです。
女性の体が最も妊娠しやすい時期は、20代から30代の初め頃までとされています。ところが、近頃ではこの年齢がちょうど仕事などが充実する時期でもあるため、子どもを持ち始める年齢が30代後半になることも珍しくありません。
海外サイトのStandard Digitalでは、卵胞を理想的な状態で保つことに着目し、妊娠しやすい状態を延長する可能性についてまとめています。
性行為感染症を防止しよう
性行為による感染症にかかると、炎症によって卵管が詰まってしまうリスクが高くなります。また病気そのものや治療の薬剤によって、ホルモンのバランスが乱れることもあります。
健康な食生活を
動脈硬化に良いとされる食べ物は、不思議と妊活にも良いことが多いのです。不飽和脂肪が豊富なオリーブオイル、アボカドなどを積極的に摂りましょう。
禁煙
たばこは卵胞そのものにも害がありますし、たくさんの毒素を含んでいます。特に血管を狭くしてしまう作用は、卵巣への十分や酸素や栄養の供給を妨げてしまうのです。
ストレスを遠ざけてハッピーに
悲しみや不安といったマイナス感情は、卵胞を涙と一緒に流してしまいます。エクササイズなどでストレスと上手につきあえたり、パートナーや家族、友達の支えがあることは、妊活にプラスに働きかけるそうです。
適切なピルの服用が意外にも妊活に良い影響を
ピルは妊活と真逆に使われると考えがちですが、ホルモンのバランスに働きかけることで、生殖器系のがんや病気の予防に役立つこともあります。いつの日か、妊娠を望むようになったときに、過去のピル歴が助けてくれることもあるんですね。
タマゴの数を数えてみよう
卵胞の数は、年齢やエコー検査によって計算上の大体の数を把握することが出来ます。自分が現在どのくらいの卵胞を持っているかを知ることが、いろいろな意志決定の要素となることもあります。
早めに卵子を凍結保存することも
テクノロジーの進化により、凍結卵子での人工授精の成功率が高まっています。例えば、将来抗がん剤を使って治療するようなことがあったときにも、凍結卵子で家族の可能性が広がることもあるのです。
私たちが産まれたときから、まさに温めているタマゴちゃんたち、少しでも居心地良い環境を提供してあげたいですね。

Standard Digital ; How women can prolong fertility
http://www.standardmedia.co.ke/?articleID