酸化防止剤が不妊を引き起こす可能性あり
イギリスのニュースネットInteresting Topicsによると、このほどイスラエルの研究員らが行った動物実験の結果、食品などに記載されているビタミンA、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール)といった
酸化防止剤を大量に摂取すると、不妊症になる危険性があることが判明した。
酸化防止剤がフリーラジカルに悪影響
酸化防止剤が排卵には害であるという理由は、
酸化防止剤が、体内のフリーラジカルを中和して、炎症や細胞の破損を促進させるからだ。
フリーラジカルとは?
フリーラジカルは、遊離基(ゆうりき)とも呼ばれ、不対電子を持つ原子または分子のことを示す。近年、フリーラジカルが障害を起こすと、老化や癌(がん)に繋がるとして研究が進んでいる。
購入する前に商品の原材料表示を確認
酸化防止剤は、パン、惣菜、冷凍食品、ワイン、菓子類、油脂類など、あらゆる食品に、その食品が変質したり、劣化するのを防ぐために使用されている。また、規定の酸化防止剤を使用する場合には、商品への表示が義務付けられている。妊娠を望む方は、商品を購入する前に、その添加を確認するとともに、過度の摂りすぎには注意しましょう。(渡邉充代)

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