妊娠初期の喫煙に要注意!
8月17日付の米医療系情報サイトbabycenterによると、
妊娠初期の喫煙が原因で、子どもが生まれてから6歳未満の間に、喘鳴(ぜんめい)や気管支喘息(きかんしぜんそく)を発症する可能性が高くなるという研究結果を、スウェーデンの専門家らが発表した。
ストックホルムにある環境医学研究所の医師、Asa Neuman氏は、21,000人もの8歳児を対象に、その両親への聴き取りをもとに調査。うち735人の子どもの母親らが、妊娠初期の段階で喫煙をしていた。氏の調査結果によると、妊娠後期と産後1年における母親の喫煙では、発症率は上がらなかったが、
たとえ産後に子どもが煙害にさらされていなかったとしても、妊娠初期(妊娠してから3ヶ月間)の際に母親が喫煙をしていれば、喘鳴や気管支喘息を発症する確率は
高くなるという。
日本での現状
2002年度の厚生労働省の発表によると、日本での小児喘息患者数は、100万人を超えており、低年齢化と患者数が増える傾向にある。ダニが関与しているケースが圧倒的に多いとされており、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーとの関連性も指摘されている。(渡邉充代)

babycenter
http://www.babycenter.com/