熱風呂の入浴は避けましょう
米医療系情報サイトbabycenterでは、
妊娠に挑戦している男性だけでなく女性も、熱風呂への入浴には注意するようよう警鐘している。
卵子損傷の可能性
以前、同サイトで、熱風呂やサウナの入浴、毎日の自転車の走行が、睾丸(こうがん)周辺に熱を発生させ、その熱の影響で、精子に損傷を与える恐れがあるという、babycenterの忠告文を紹介。babycenterでは、
熱風呂に入浴することが、男性だけでなく女性の卵子にも影響を及ぼす恐れがあるとして、妊娠に挑戦している女性は、熱い風呂に入るのをできるだけ避けるよう、警鐘している。ただし、確固たる証拠はないとしている。
妊娠中の女性も要注意
babycenterでは、妊娠に挑戦している女性だけでなく、妊娠中の女性にも、熱い風呂やサウナの入浴はできるだけ避けるよう注意を促している。理由は、特に
妊娠初期における妊婦が、自身の体温を上昇させることで、出生異常につながる可能性があるからだ。2003年度に実施された調査では、
妊娠初期に熱い風呂に入浴した妊婦が、流産や早産を起こす確率は、通常の2倍になるという結果が出ている。
タイトパンツや下着も要注意
babycenterでは、体に密着した洋服や下着についても、推奨していない。理由は、機密性の高い装いは、通気性が悪く、熱や湿気がこもりがちだからだ。膣(ちつ)の環境をよくするために、
化学繊維の服ではなく、できるかぎり木綿の服を着るよう推奨している。(渡邉充代)

babycenter
http://www.babycenter.com