ビタミン剤の大量摂取は害
米医療系情報サイトbabycenterによると、妊娠中のビタミン剤の大量摂取は、妊婦だけでなく、胎児にも危険を及ぼすと、専門家らが警告している。
胎児への危険性
ビタミンA、D、E、Kといった脂溶性ビタミン剤は、摂取すると体内に蓄積される性質がある。そのため、摂りすぎると害となる可能性がある。ビタミンAの過剰摂取は、出生異常を引き起こすことが知られている。と同時に、頭痛や下痢、肝臓や骨の損傷といった原因にも繋がる。
またビタミンB、Cといった水溶性ビタミン剤は、体内には蓄積されない。しかし一度に大量摂取となると、複数の問題の原因となる可能性は十分にある。
日常生活での落とし穴
ビタミン剤は直接摂取していないから大丈夫、と安心しているあなたも要注意。栄養分を補強した加工食品を食べることで、ビタミン剤という形でなくても、栄養過多となる可能性が十分あるからだ。
厚生労働省が、栄養補助食品について厳密に規制することは難しいし、また、製造者側においても、消費者1人1人の一日の摂取量を把握することはできない。つまり、自分で摂取した量を把握し、規制するしかないのだ。

babycenter
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