その2週間でどんな違いが出てくるのか
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米小児医学誌ペディアトリクスに、妊娠期間2週間の違いが、子どもの「計算能力」と「読解能力」に影響を与えるという論文が発表されたと報じています。
この研究は、コロンビア大学医療センターとニューヨーク・プレスビテリアン病院の研究者が、実際に1988年から92年にかけて調査を行い、その結果に基づいたものになります。
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39週目までは、お腹にいるように注意を
調査では、約128050人の妊娠37週から41週に生まれた子どもを対象として、小学3年生時点での「計算力」と「読解力」の点数を比較。すると、どちらの場合も、遅く生まれた子どもの方が点数は高いという結果に。
さらに、「計算力」と「読解力」の習得に問題がでるかどうかも調査したところ、37週と38週目に生まれた子どもは、習得に障害が生じる相対リスクが高かったそうです。
今回の調査により、
「少なくとも39週目まではお腹がいた方がいい」
と、研究を行ったキンバリー・ノーブル氏は語っているそうです。

ウォール・ストリート・ジャーナル・日本版
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_471409