斬新な治療法でイギリス人女性が妊娠
5月18日付のアメリカの医療総合サイトMedindiaによると、不妊症だった1人のイギリス人女性が、革新的な治療法で妊娠に至り、その治療法が脚光を浴びている。
その治療法とは?
そのイギリス人女性は、5年に渡り、体外受精の治療を受けていたが、今まで妊娠に至らなかった。しかし、ある革新的な治療法のおかげで、ついに妊娠することができた。その革新的な治療法とは、卵黄と大豆油を由来成分とする液を、体に点滴するというものだった。
このイギリス人女性、本名サラ・コナーさん(33歳)と夫であるマシューさんは、5年を超える体外受精の治療に、今まで25,000ポンド(日本円で約310万円)を費やしてきた。3度目の体外受精の失敗の折、医師から、夫の免疫システムが受精胚に受け入れられず、異物として攻撃されていると告げられた。
その後、医師らにイントラリピッド輸液による治療を勧められた。その治療法は、卵黄と大豆油由来成分の液を体内に点滴するというものだった。この治療法は、従来、早産児に用いられる治療法で、胎児が母体の免疫システムから攻撃されないために使用されていた。
その成果は?
4度目の妊娠も残念なことに失敗だったが、5度目の試みでついに妊娠。先週、2人の愛息、ウィリアムとベンとともに、めでたく退院した。

アメリカの医療総合サイトMedindia
http://www.medindia.net/news/innovative-therapy-helps-brit-woman-get-pregnant-101457-1.htm