デリケートな不妊治療界では自然の力に注目が
男女のいずれに原因があるとしても、不妊の治療はデリケートで、困難も多いことはよく知られた事実です。最近では、HIVやがんなどの病気と並んで、ストレスが不妊の原因となるとも言われています。
こうした中で、漢方薬をはじめとする自然の力を借りて、不妊を克服したいと考える人たちが増えてきました。作用が穏やかで、化学物質による副作用の心配がいらないことが魅力とされています。
アメリカではモリンガサプリが密かなブームに
アメリカのサイト、The Small Business Newswireでは、「モリンガ」または「マルンガイ」のサプリに妊娠を助ける可能性があるとして販売しているBaterna Farmsについて紹介しました 。モリンガとはアフリカや東南アジアなどに自生する木で、ベン油の木、ドラムスティックの木、西洋わさびの木とも呼ばれます。高さは最大10メートル程度。丸く、濃い緑の葉がつきます。
味も良く、スープなどの料理にも取り入れられますが、最近では乾燥した葉を原料にした、サプリが不妊にも効果的ではないかとされています。
ビタミンやミネラルが驚くほど豊富
なぜなら、モリンガにはビタミンA、C、D、E、Kなどが豊富の他に、タンパク質やカルシウムも含んでいます。科学的に健康の維持や増進に役立つ成分に富むことが確認されているので、不妊を目的とせずとも、体調を整えて健康的な生活を送る強い味方となるのです。不妊に限らず、疲れ目や皮膚の炎症などにも効果が現れるとされています。
日本では沖縄を除き、冬を越せないこともあり、まだ認知度も低い植物ですが、濃い緑色はいかにも栄養が豊富そう。海外ではサプリメントも豊富に出ているので、見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。

The Small Business Newswire ; Baterna Farms Supports the Use of Moringa for Fertility
http://www.sbwire.com/press-releases/Baterna Farms
http://www.baternafarms.com/