少子化対策の一環として助成を開始
神奈川県綾瀬市は、2012年5月1日受診分から、不育治療と一般不妊治療の保険診療対象外分の治療費助成を開始したそうです。
綾瀬市の合計特殊出生率(1人の助成が生涯に産む子どもの数)は、平成21年で県内5位の1.32人。そのため少子化対策の一環として、不妊症・不育症の治療費の助成を開始することを決定しました。
8割以上が無事出産の「不育症」
妊娠しても流産や死産を繰り返してしまう「不育症」ですが、厚生労働省研究班によると、専門外来で検査や治療をした人のうち、8割以上が無事、出産に至っているそうです。夫婦で悩まず、勇気を出して専門医を受診しましょう。
◇綾瀬市不育治療費助成◇
【内容】
不育治療費や検査料の保険診療対象外の自己負担分の2分の1(上限30万円)を助成
【対象】
・申請時点で市内に住民登録か外国人登録をしている夫婦で、法律上の婚姻関係にある
・夫婦の前年度所得額の合計が730万円未満
・市税の滞納がないなど
◇綾瀬市一般不妊治療費助成◇
【内容】
一般不妊治療費や検査料の保険診療対象外の自己負担分の2分の1を助成(年度ごとに上限5万円。2年度まで)
【対象】
不育治療費助成に同じ

綾瀬市 不育治療費助成事業実施要綱
http://www.city.ayase.kanagawa.jp/ct/other000022200/fuiku.pdf綾瀬市 一般不妊治療費助成事業実施要綱
http://www.city.ayase.kanagawa.jp/ct/other000022200/funinn1.pdf綾瀬市 広報 24.5.1
http://www.city.ayase.kanagawa.jp/ct/other000022100/963low04.pdf厚生労働省研究班
http://fuiku.jp/index.html