自分の子どもに伝えたい
5月13日にEnterprise.comが報じたところによると、アメリカに住む1人の母親Nancy Andrieさんが、「体外受精」を子どもたちに正しく伝えるための絵本を出版し、話題となっています。
彼女の12歳の娘Maddieちゃんは、Nancyさんが体外受精に取り組んだ結果、生まれてきたのです。
(Image by Amazon.com)
絵本の内容は?
絵本のタイトルは「Jhwee&Jhwah」。卵子のJhwahと精子のJhweeが出会い、ドクターTのスイミングプールで恋に落ち、そして受精卵Jhaayが生まれるという物語です。
Nancyさんは、この絵本を描くことを決めた理由として、
この絵本「Jhwee&Jhwah」を描いた1番の理由は、私の夢を叶えるのを助けてくれた、マサチューセッツ病院のドクターToth氏に感謝するためです。それから、私の娘Maddieに、彼女がどんなに美しく素晴らしい方法でこの世に生まれてきたのかを伝えてあげたかったのです。
と語っています。
体外受精についてもっと教育を
アメリカでは毎年、約58,000人の赤ちゃんが体外受精によって生まれてきます。クラスに必ず1人は体外受精によって生まれてきた子どもがいるという計算となります。悲しいことに、そのような子どもたちは「IVF babies」と呼ばれているのです。
Nancyさんの現在の目標は、体外受精に関わるコミュニティにこの絵本をもっと広めて、世の中に体外受精について適切な教育をしていくための手助けをすることだとのこと。
このNancyさんの絵本「Jhwee&Jhwah」は、アメリカのAmazon.comにて購入できるようになっています。日本でも、体外受精についての教育がもっと広まっていくといいですね。

Easton mother's book explains in vitro fertilization to children
http://www.enterprisenews.com/topstories/x1456180151/Easton-mother-s-book-explains-in-vitro-fertilization-to-childrenJhwee&Jhwah
http://www.amazon.com/Jhwee-Jhwah-Nancy-Lee-Andrie/dp/147002991X