晩婚化が影響?
長野県では、不妊治療(体外受精又は顕微授精)を受けている夫婦に対し、費用の一部を助成する「長野県不妊に悩む方への特定治療支援事業」を実施していますが、2011年度の不妊治療の助成制度の利用は1957件で、過去最多となったそうです。
長野県健康福祉部や、長野市保健所では、この状況の背景には、晩婚、晩産化があるとみています。
相談件数も最多
さらに、長野県不妊専門相談センターへの2011年度の相談者数も最多で、中でも精神的な不安を訴える患者が多くなっているそうです。
信濃毎日新聞によると、年齢層ごとの助成制度利用件数は
・~24歳 1件
・25~29歳 117件
・30~34歳 511件
・35~39歳 833件
・40~44歳 449件
・45歳~ 46件(信濃毎日新聞より引用)
という状況になっているそうです。助成制度の充実はもちろんですが、精神的なケアや、そのサポート体制についても、今後拡充して欲しいですね。
長野県不妊に悩む方への特定治療支援事業
一組の夫婦に対し、1回の治療につき15万円まで、1年度目は年3回、2年度目以降は年2回を限度に、通算5年間、通算10回まで助成
長野県不妊専門相談センター
TEL:0263-35-1012
毎週 火・木曜日 午前10時~午後4時
E-mail相談:funin@nursen.or.jp

信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20120517/KT120516ATI090014000.html長野県不妊に悩む方への特定治療支援事業
http://www.pref.nagano.lg.jp/syakai/seisyounen/funinchiryou.htm