将来孫の顔が見られるように、と両親同行
New York Timesによれば、このところ若い女性が、両親とともに卵子凍結のため、アメリカ国内の不妊クリニックを訪れることが増えているそうです。
女性の高学歴化、晩婚化なども進んでおり、実際に子どもを持つことができるようになるころ、30代後半から40代という女性も増えてきています。この年齢になると、妊娠する確率が低下してくることが知られるようになったので、体の機能としては最も妊娠しやすい20代の卵子を、将来使うことができるようにとのことです。
卵子のコンディションがいい年代は、経済的にまだ不安定
この年代の女性は、まだ学生であることも多く、そうでなくとも、経済的にゆとりがある人は少ないため、両親が「将来孫の顔が見られるように」金銭的な援助をするという流れになってきているそうです。
凍結卵子の費用は、6500ドルから15000ドル程度が一般的とのことです。
ただ、成人した娘に対して、両親からのこのような経済的援助が必要となると、自立して自分の家族を持てるほど大人の女性になるには、確かにもう少し時間が必要かもしれません。

New York Times ; Would-Be Grandparents Nudge Daughters to Egg-Freezing Clinic
http://nyti.ms/KBwKZh