兵庫県初の「不育症」助成事業
兵庫県小野市は、平成24年4月1日から、「不育症」治療費の一部助成事業を開始しました。
「不育症」の治療費などの経済的負担は、「不妊症」と変わりありませんが、「不妊症」と比べて、助成をする自治体はまだ多くないのが実情です。
保険適用の治療でも、自己負担分を対象
小野市では、すでに特定不妊治療に対しては、兵庫県の制度に上乗せをして助成を行っています。
今回新たに始まる「不育症」の助成の対象となるのは、不育症の治療を受けていて、法律上の夫婦のうちいずれか一方、または不育症患者本人が1年以上継続して小野市に住所を有していること、対象者及びその夫、世帯員全員に市税の滞納がないことなどで、治療費の助成内容は、
1人1年度につき10万円を限度、1対象者100万円を超えない範囲
(1年度につき1回以内。通算年度は問わない。)
*医療保険適用の検査・治療であっても、その自己負担分を対象経費として認める
としています。
「不育症」への認知度が広まり、自治体が「不妊症と合わせて、不育症にも助成を」と動くように、情報をもっと広めていきたいですね。

「不育症」治療費の一部助成事業のお知らせ
http://www.city.ono.hyogo.jp/p/1/8/27/1/01/小野市
http://www.city.ono.hyogo.jp/