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目的に応じてヒト胚の体外培養ルールを見直すべきである

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目的に応じてヒト胚の体外培養ルールを見直すべきである

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研究目的の体外培養ルールの改訂を
3月5日、ケース・ウェスタン・リザーブ大学(アメリカ)の研究チームは、同大学プレリリースを通じて、ヒト胚の体外培養に適用される14日ルールを再検討する必要があると提言した。論文は「Science」に掲載されている。

14日ルール
14日ルールとは
現在、14日ルールは国際的な規則であり、ヒト胚を体外にて培養する場合、受精後13日目で体外培養を中止することが義務付けられている。

この国際的な規則は40年前に制定され、不妊治療から研究まで、あらゆる目的での胚の体外培養に適用される。

将来的な不妊治療の可能性
研究チームは、14日ルールの適用ケースを見直し、幹細胞および胚の研究目的による体外培養を除外すべきであると考える。

受精後14日を超えた胚には、原始線条と呼ばれる構造が現れる。原始線条は、身体の主要な組織を形成し始めるタイミングを決定する。また、原始線条の出現した後は、胚が分割されて一卵性双生児になることはないという。

これまで、動物の胚を用いて、ヒト胚の成長過程が研究されていたが、受精14日後の胚は生物学的に独自の成長発達を遂げる。

それゆえ、受精後14日を超えたヒト胚の体外培養が認められることにより、初期発達異常のメカニズム解明、不妊・発達障害・妊娠不成立に対する治療法の確立につながると期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

CASE WESTERN RESERVE UNIVERSITY
https://thedaily.case.edu/


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