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妊娠中の運動によって肥満の親が子供に対して及ぼす悪影響は軽減される

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妊娠中の運動によって肥満の親が子供に対して及ぼす悪影響は軽減される

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妊娠中の運動による効果
2月11日、アメリカ生理学会は、「APS select」として、肥満の親が子供に対して及ぼす悪影響は妊娠中の運動によって軽減できるとの研究論文を紹介した。なお、研究論文は「Journal of Applied Physiology」に掲載されている。

妊娠中の肥満はリスクを高め、肥満の両親をもつ子供は糖尿病などの代謝疾患リスクが増すといわれる。それゆえ、妊娠中の運動は妊娠結果の改善につながり、今回、妊娠中の身体活動により、代謝の健康が改善され、両親の健康状態およびライフスタイルによる次世代の遺伝子発現に対する弊害は軽減されることが認められた。

運動
肥満妊婦と妊娠中の運動
研究チームは、マウスを用いた動物モデル実験を行い、母親および父親の肥満が子世代の代謝の健康・骨格筋における遺伝子発現に与える影響を検証した。

繁殖可能なマウスに対して、繁殖前の6週間、高脂肪食を与えて肥満状態にさせ、生まれた子マウスの遺伝子改変、遺伝子発現、空腹時血糖(グルコース)、インシュリン量を分析したところ、肥満の両親から生まれた雄の子マウスは耐糖能異常が生じ、空腹時の血糖値は高く、インスリン抵抗性・インスリン感受性は低下した。

一方、肥満状態の雌マウスが妊娠中に運動を行った場合、経口ブドウ糖負荷試験において、生まれた子マウスの空腹時血糖は正常値となった。

つまり、肥満状態で妊娠した母マウスは、妊娠中に運動を行うことにより、子マウスのインシュリン量・空腹時血糖は改善し、特に、雄の子マウスでは、雌の子マウス以上にインシュリン量・空腹時血糖に大幅な改善が認められたという。

(画像はAmerican Physiological Societyより)


外部リンク

American Physiological Society
https://www.physiology.org/

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