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繰り返す胚移植の不成功では子宮内膜着床能検査は有益なのか?

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繰り返す胚移植の不成功では子宮内膜着床能検査は有益なのか?

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子宮内膜着床能検査による有益性
1月17日、サザンカリフォルニア・リプロダクティブセンター、シーダーズサイナイ・メディカルセンターの研究チーム(アメリア)は、「Journal of Assisted Reproduction and Genetics」にて、3回以上の胚移植の不成功では、自己の凍結胚にも関わらず、子宮内膜着床能(ERA)検査の未実施にて継続妊娠率、出生率が低下したと発表した。

しかしながら、胚移植の失敗を3回以上繰り返し、着床できないケースでは、プロゲステロン分泌よりも他の要因が影響しているとも指摘する。

ERA検査
ERA検査が体外受精結果に対して与える影響
子宮内膜着床能(ERA)検査は、凍結融解胚移植の不成功を繰り返す場合に行われ、遺伝子レベルにて子宮内膜が着床可能状態であるかを調べる。胚(受精卵)受容可能期間に基づき、受精卵移植のタイミングを決定することが可能となり、体外受精結果が改善されるといわれる。

今回、研究チームは、女性222人(胚移植の不成功1回以上131人、コントロール群91人)を対象に、ERA検査が体外受精結果に対して与える影響を検証した。なお、胚移植の失敗を繰り返す女性のうち、20人は胚移植の不成功が3回以上であった。

ERA検査の実施有無と妊娠結果(着床率、臨床妊娠率、継続妊娠率、出生率)を比較したところ、胚移植の不成功1回以上およびコントロール群では、ERA検査による影響は認められなかった。ERA検査の実施によって妊娠結果が改善することはなかった。

一方、胚移植の失敗を3回以上繰り返し、ERA検査を受けなかった女性では、胚移植前にERA検査を受けた場合と比べ、自己の凍結胚を用いているが、継続妊娠率、出生率の低下が報告された。

しかしながら、研究チームは、自己の凍結胚による胚移植にも関わらず、着床失敗を3回以上繰り返す場合、プロゲステロン分泌よりも他の要因が影響していると推測する。

(画像はSpringer Linkより)


外部リンク

Springer Link
https://link.springer.com/



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