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妊娠成立前の父親の精神状態によって早産リスクが高まる

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妊娠成立前の父親の精神状態によって早産リスクが高まる

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妊娠成立前の父親の精神状態による影響
マードック小児研究所(オーストラリア)の研究チームは、「EClinicalMedicine」にて、妊娠成立前の父親の精神状態と早産には関連性があり、父親となる男性がメンタルヘルス問題を抱えていることによって早産リスクが高まると発表した。

父親となる男性が幼少期から成人期に掛けて慢性的なメンタルヘルス問題を抱える場合、また、妊娠期の母親が不安・鬱状態であった場合、早産リスクが増すと報告された。

早産
両親の精神状態と早産における関係性
研究チームは、「Victorian Intergenerational Health Cohort Study(VIHCS)」から不安・鬱状態が15年間以上続いている女性398人、男性267人を対象に、両親の精神状態と早産における関係性を検証した。

今回の調査を通じて、父親となる男性が妊娠成立に至るまで10年間以上続くメンタルヘルス問題を抱える場合、早産リスクが増加し、子供の健康および成長・発達において父親が重要な役割を担うことが認められた。それゆえ、研究チームは、妊娠成立に至るまで、男性は精神状態を健やかに保つ必要があると考える。

また、メンタルヘルスは、父親の生殖機能・能力、受精過程に影響し、薬の服用、栄養など遺伝子的および環境的影響を及ぼし、胎児の成長・発達に関与すると推測する。

マードック小児研究所ジョージ・パットン(George Patton)教授は、メンタルヘルス問題と早産における関係性より、男女共に親の精神状態が胎児の成長・発達に与える影響を認識し、メンタルヘルスに問題がある場合は妊活前に治療を受ける必要性を訴える。

大人のメンタルヘルスケアは、患者自身だけでなく、将来の子供のためになり、メンタルヘル問題を解消することで早産リスクを軽減できると強調する。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Murdoch Childrens Research Institute
https://www.mcri.edu.au/
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