罹患率と治療結果関連は見られず
治療の結果にインターネットサービス「ninpath」を運営する株式会社ninpathが、卵巣・子宮・甲状腺の疾患・異常と不妊治療の結果に関するデータ分析を実施。結果を2020年9月25日付けのプレスリリースで公開した。
データ分析は、2020年8月下旬時点の「ninpath」登録ユーザー656人のデータが対象。妊娠・出産済みの人は188人、治療中の人は373人、治療終了・お休み中の人は95人となっている。
分析結果によると、登録ユーザー全体では多嚢胞性卵巣症候群の罹患率が最多(約20パーセント)。
次いで子宮筋腫(16.3パーセント)、子宮内膜症(16パーセント)という結果となっており、卵巣・排卵機能と子宮関連の罹患率が高い傾向にあることが判明。罹患歴のない人は6割程度だった。
不妊症との関連が指摘されている甲状腺機能については、橋本病を含む甲状腺機能低下症が8.5パーセントで最多。約79パーセントが異常なしという結果となっている。
子どもを望む人たちの道しるべ
不妊治療などに関するインターネットサービスを提供している株式会社ninpathは「ninpath」「ninpath career」を運営。
「ninpath」は、治療の日付や方法などを記録するだけでなく今までの治療や薬効を俯瞰して見なおす機能や自身に近いユーザーの情報と比較することができる不妊治療支援サービス。当事者が客観的に現状をとらえることで最善の道を考えるきっかけを提供している。
「ninpath career」は、不妊治療中の人を対象とした就職支援サービス。時短勤務やフレックスタイム制、リモートワークなどを導入している企業の求人が多く、登録者1人1人の状況にあった職種・就業形態を紹介している。
(画像は株式会社ninpathのプレスリリースより)
(画像は株式会社ninpath公式ホームページより)
(画像はninpath career公式ホームページより)

株式会社ninpathのプレスリリース/PR TIMES
https://prtimes.jp株式会社ninpath公式ホームページ
https://ninpath.comninpath career公式ホームページ
https://career.ninpath.com