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多嚢胞性卵巣症候群は子供の精神障がいリスクを高める

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多嚢胞性卵巣症候群は子供の精神障がいリスクを高める

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多嚢胞性卵巣症候群による影響
山東大学(中国)、カロリンスカ研究所(スウェーデン)などの国際的な研究チームは、「Human Reproduction」にて、母親が多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)である場合、誕生した子供は、生涯に亘って精神障がいの発症リスクが高まり、1.3倍になると発表した。

子供の精神障がいの発症リスクは、母親の肥満および妊娠糖尿病、帝王切開、母親の病歴によって増加するともいわれる。先行研究では、多嚢胞性卵巣症候群により、子供の自閉症スペクトラム障がい、注意欠陥・多動性障がい(ADHD)、発達遅延リスクが高まると報告されている。

今回、母親の多嚢胞性卵巣症候群と子供の神経精神障がいには潜在的な関連性があり、多嚢胞性卵巣症候群には子供の神経発達に対して悪影響を及ぼすことが認められた。

多嚢胞性卵巣症候群
多嚢胞性卵巣症候群と子供の神経発達・精神障がいにおける関係性
研究チームは、人口ベースの出生コホート研究(フィンランド、1996~2014年、1105997人対象)を通じて、母親の多嚢胞性卵巣症候群、子供の神経発達および精神障がいにおける関係性を検証した。

追跡調査は多嚢胞性卵巣症候群の母親から誕生した子供に対して行われ、子供が22歳を迎えるまで、あるいは調査期間終了(2018年12月31日まで)まで継続された。

今回、初めて、母親の多嚢胞性卵巣症候群に晒された子供は、幅広い精神障がい(気分障がい、不安障がい、摂食障がい、睡眠障がい、知的障がい、発達障がい、自閉症スペクトラム障がい、注意欠陥・多動性障がい、チック症、行動障がい、情緒障がい)の発症リスクが増加することが認められた。

(画像はhuman reproductionより)


外部リンク

human reproduction
https://academic.oup.com/

ENDOCRINOLOGY
https://www.endocrinologynetwork.com/


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