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代謝補酵素が卵子の質に大きく影響する

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代謝補酵素が卵子の質に大きく影響する

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卵子の質に影響する酵素
クイーンズランド大学(オーストラリア)の研究チームは、「Nature Communications」にて、代謝補酵素「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)」が女性の卵子の質に大きく影響すると発表した。

「NAD+」は、身体のあらゆる細胞に確認できる重要な酵素である。多くの代謝プロセスに関与するが、加齢と共に代謝補酵素量は低下する。「NAD+」の安定的維持は女性の生殖能力を向上させ、自然妊娠および体外受精による妊娠可能性の改善につながると期待される。

卵子
代謝補酵素「NAD+」と卵子の質における関係性
今回の研究は卵子の最終成熟段階に関する世界で最も詳細であり、ヒト細胞に検出される代謝補酵素「NAD+」の増加に伴い、女性の生殖能力は高まり、体外受精において最良の卵子を選出できると報告された。

研究チームは、4年に亘って卵子の最終成熟段階を通して、紡錘体(細胞分裂時に染色体を娘細胞に分離する構造体)の速度を観察した。紡錘体を形成する微小管は連続的にスライド運動しているといわれる。

卵子の質は、20代後半から30代前半で徐々に衰え始め、30代後半では急速に低下し、妊娠可能性は低くなり、妊娠が困難になる。しかしながら、今回、「NAD+」は卵子の質に大きな影響を与え、「NAD+」により、卵子は、成熟後も細胞のビルディングブロック(部品)を確実に保持できることが判明した。

また、成熟後も卵子が構成要素の大部分を失わず、細胞のビルディングブロックを確実に保持するうえで、NAD+依存性のバーストが必要となる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

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https://www.uq.edu.au/

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