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カフェイン摂取は不妊の要因にならない

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カフェイン摂取は不妊の要因にならない

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カフェイン摂取量と不妊における関係性
中国の研究チームは、「BMC Women's Health」にて、システマティック・レビューを通して、カフェイン摂取は、摂取量に関わらず、男性不妊および女性不妊を生じさせる要因にならないと発表した。しかしながら、証拠の質は低く、カフェイン摂取には注意を払う必要性を訴える。

カフェイン
比較臨床研究に対するシステマティック・レビュー
これまで、カフェイン摂取量と不妊症における関係性は不確かであった。今回、研究チームは、2019年5月からカフェイン摂取と不妊の因果関係を調査した比較臨床研究7文献を対象にシステマティック・レビューを実施し、カフェインおよびカフェインを含む飲料と不妊における因果関係を調査した。

不妊症の病歴はなく、子供を望む男女を対象とした前向きコホート研究(プロスペクティブスタディ:健康な集団の生活習慣などのデータを収集する調査)の実施後、不妊症と診断された男女を対象に後向きコホート研究(レトロスペクティブスタディ:疾病の要因と発症の関連を調べるための観察的研究の手法)を行った。

また、方法論的品質は、非ランダム化研究の質の評価方法「Newcastle-Ottawa scale (NOS:ニューキャッスルオタワスケール)」、バイアス評価ツール「Cochrane risk of bias tool(コクランRoB)」を用いて評価した。

研究論文4文献(コホート研究1文献、症例対照研究3文献)に対するメタ分析結果より、カフェイン摂取量(少量・中量・多量)に関わらず、不妊リスクは増加しないことが認められた。

カフェイン摂取量と不妊において因果関係は成立しないとの結果になったが、研究チームは、証拠の質は低く、カフェインを摂取する際には注意を払う必要があると指摘する。

(画像はBMC Women's Healthより)


外部リンク

BMC Women's Health
https://bmcwomenshealth.biomedcentral.com/

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